シュタインの仕様・基本的な使用法

シュタイン-R(転圧締固めタイプ)

最適の含水比の状態で転圧締固め、最後に散水して仕上げる路床・路盤構築工法に使用する標準タイプ。

シュタイン-R ご使用前の配合試験確認方法・手順

原則として、ご使用前に、確認試験が必要です。JIS規格に準じて、目標強度を製品配合別強度を確認します。

① 粒度試験

土の粒度を測定し、シュタイン-Rとの混合精度を検討します。

※土の粒度により、混合機械の選定、混合回数の決定をします。

JIS_A_1204 土の粒度試験

② 締固め試験

最適な含水比で転圧締固めを行う為、使用する土の最大乾燥密度・最適含水比を調べます。

JIS_A_1210 突固めによる土の締固め試験方法

③ 強度試験

土にシュタイン-Rを配合(添加)し、その配合別の強度を測定します。

②の最大乾燥密度・最適含水比の状態でシュタイン-Rを配合します。

JIS_A_1216 土の一軸圧縮試験

④ シュタイン-Rの配合量決定

①~③を踏まえ、構造物の目標強度に応じ、シュタイン-Rの配合を決定します。

シュタイン-M(モルタルタイプ)

土とシュタイン-Mをモルタル工法にて使用するタイプ。

施工場所が、急傾斜地、軟弱地盤等のため充分な転圧ができない、障害物があり機材が持ち込めない等の場合に使用。

シュタイン-M ご使用前の配合試験確認方法・手順

原則として、ご使用前に、確認試験が必要です。JIS規格に準じて、目標強度を製品配合別度を確認します。

① 粒度試験

土の粒度を測定し、シュタイン-Mとの混合精度を検討します。

※土の粒度により、混合機械の選定、混合回数の決定をします。

JIS_A_1204 土の粒度試験

② 強度試験

土にシュタイン-Mを配合(添加)し、その配合別の強度を測定します。

JIS規格に準じ、試験体を製作し、曲げ強さ・圧縮試験を行ないます。

※ここでは、当然のことですが、「セメント・砂」の代わりに、

「シュタイン-M・土」を使用します。

JIS_R_5201 セメント強さ試験

③ シュタイン-Mの配合量決定

①~②を踏まえ、構造物の目標強度に応じ、シュタイン-Mの配合を決定します。

シュタイン-S55(重金属類不溶化剤)

複合重金属類汚染の同時不溶化~鉛・ヒ素・六価クロム・カドミウム・水銀・セレン・シアン・フッ素・ホウ素~

本製品一剤で汚染土壌、汚泥、焼却灰等の複数の重金属類を不溶化します。


※本製品の使用に際しましては、事前の原体の成分、溶出量など、分析が必要となり、その後、本製品の配合試験などが必要となります。